ちいさなべんりコマンド「bit」をつくった話

この記事は Perl Advent Calendar 2014 - Qiita の20日目の記事です。
19日目は id:y_uuki さんの Perlはもう古い、これからはDocker - ゆううきブログ でした!

普段みなさまごぞんじ hub でべんりなgitライフを送っているとおもうのですが
bitはそのなかのうち"対応するwebページを見にいく"あたりを切り出したコマンド…みたいなものです。

ar-tama / Bit

git remote -vして勝手にURLを取ってきてくれるので、Enterpriseなミナサマもhub configに振り回されなくてよいのと、デフォルトでbitbucketもサポートしているのがウリです。
本家のカスタマイズで対応できそうならそれでもよかったのですが、せっかくなので作ってしまいました。
自分自身でいがいとべんりに使えているので、このタイミングでgithubにぽいしてみたしだいです。

  • == hub browse
bit open
  • pull requestページを開く (compare/xxx?expand=1)
bit pr
  • compareページを開く
bit compare -b base_branch -h head_branch
  • issueをみる (一覧 / 個別)
bit issues -i 30
  • pull requestをみる (一覧 / 個別)
bit pulls -i 30

叩くとsubcommandに応じたURLがブラウザで立ち上がります。

cpanには上げていませんが、

cpanm git@github.com:ar-tama/p5-Bit.git

でさくっと入ります。
ツッコミなどどしどしおきがるにお寄せください。

えんじょい!

あしたは Perl Beginnersでおなじみ @ytnobody さんです!わくわく!


12/27追記

依存モジュールが入らないなどでうまく入らなかったかた、ゴメンナサイ!
releaseしていないがために起こったもろもろでした。
0.3 リリースしておりますので再度お試しください。

A Tour of Go #71 をやってみた

これだけだと1つのgoroutineの中で再帰しているだけで、ちゃんと並列になっていない気がする…

package main

import "fmt"

type Fetcher interface {
	// Fetch returns the body of URL and
	// a slice of URLs found on that page.
	Fetch(url string) (body string, urls []string, err error)
}

func CallCrawl(url string, depth int, fetcher Fetcher, fetched map[string]bool, ch chan string) {
	Crawl(url, depth, fetcher, fetched, ch)
	close(ch)
}

// Crawl uses fetcher to recursively crawl
// pages starting with url, to a maximum of depth.
func Crawl(url string, depth int, fetcher Fetcher, fetched map[string]bool, ch chan string) {
	// TODO: Fetch URLs in parallel.
	// TODO: Don't fetch the same URL twice.
	// This implementation doesn't do either:
	if depth <= 0 {
		return
	}
	if fetched[url] == true {
		return
	}
	fetched[url] = true
	body, urls, err := fetcher.Fetch(url)
	if err != nil {
		ch <- fmt.Sprintf("%s", err)
		return
	}
	ch <- fmt.Sprintf("found: %s %q", url, body)
	for _, u := range urls {
		Crawl(u, depth-1, fetcher, fetched, ch)
	}
	return
}

func main() {
	fetched := make(map[string]bool)
	ch := make(chan string)
	go CallCrawl("http://golang.org/", 4, fetcher, fetched, ch)
	for v := range ch {
		fmt.Println(v)
	}
}

// fakeFetcher is Fetcher that returns canned results.
type fakeFetcher map[string]*fakeResult

type fakeResult struct {
	body string
	urls []string
}

func (f fakeFetcher) Fetch(url string) (string, []string, error) {
	if res, ok := f[url]; ok {
		return res.body, res.urls, nil
	}
	return "", nil, fmt.Errorf("not found: %s", url)
}

// fetcher is a populated fakeFetcher.
var fetcher = fakeFetcher{
	"http://golang.org/": &fakeResult{
		"The Go Programming Language",
		[]string{
			"http://golang.org/pkg/",
			"http://golang.org/cmd/",
		},
	},
	"http://golang.org/pkg/": &fakeResult{
		"Packages",
		[]string{
			"http://golang.org/",
			"http://golang.org/cmd/",
			"http://golang.org/pkg/fmt/",
			"http://golang.org/pkg/os/",
		},
	},
	"http://golang.org/pkg/fmt/": &fakeResult{
		"Package fmt",
		[]string{
			"http://golang.org/",
			"http://golang.org/pkg/",
		},
	},
	"http://golang.org/pkg/os/": &fakeResult{
		"Package os",
		[]string{
			"http://golang.org/",
			"http://golang.org/pkg/",
		},
	},
}

lessで複数のファイルを順番にながめる

ls -1 path/to/file | xargs less
# :n (next) / :p (prev) でファイルを行き来できる

Macに標準で入ってるxargsは-iとか{}とかつけなくてよいかんじ。

ほんとはhead / tailしたときみたいに

==> path/to/file/1 <==
xxxxx...
==> path/to/file/2 <==
xxxxx...

ファイル名と中身を並べてlessでつらつら見たかったのだけど、できないのかな…

ISUCON4予選に参加してきた

id:kamipo さんと id:yappo さんにお誘いいただき初参加してきました。
具体的になにをどうしたみたいな話はきっと終わってからのほうがよさそうなので忘れないうちにざっくり感想だけ。

なにも役に立てなかった!で終わってしまうことだけは避けたかったので、勝手がわからないなりにとにかく状況を整理してできることをやる、を最低ラインの目標にしてました。

が、わかってはいましたができることしかできない*1ですね。いやーくやしい。

あらたま「こういうtable作ったらいいとおもうんですけど」やっぽさん「それいま実装したからpushする」あらたま「あっはい…」みたいなかんじで、
コードとかを見てダメっぽいところはすぐ分かるのに、どう直せばいいかんじになるかまですぐに出せなかったのはぐぬぬですね。
書くちからはそれなりについてきてはいるけど、レビューとかコードリーディングとかがまだまだなんだとおもいます。

そんなんだったので主要部分はお任せしつつ、コンフリクトしない範囲でこれはだめだろうなーなコードやクエリに手を出したりしていました。
昼ごろからのかみぽさんはひたすらnginxの地雷を踏み抜いていてつらそうでした。

このくらいのスピード感でもってみんなでひとつのものにとりくむって普段なかなかない機会なので、はしばしでとても勉強になりました。
やっぽさんの着実にスコアを積み上げていく安定感とか、かみぽさんのあんちょことスクリプトたちとあきらめない心とか。

こういう場でどういうことができて、できないのか、やってみないと思っている以上になかなか実感できないものです。そういう意味でも、とてもよい機会でした。
安全圏ではない*2ので本選に出られるかどうかはまだ分からないですが、もし出られたら今回のぐぬぬをちょっとでも挽回できるようにがんばりたいです。

*1:PerlMySQLちょこっと、HTTPサーバはあんまり、くらいのスキルセット

*2:くやしい!!!

YAPC::Asia 2014でトークしてきた! #yapcasia

縁深いYAPCに今年もこんなに関わることができて、感無量です。来年もよろしくお願いします。

やったこと
  • コアコンセプト決め

実は、初期の初期に、ゆーすけべーさんマコピーさんの3人で、あーでもないこーでもないってワイワイさせていただいてました。
やっぱり原点に立ち返ると言ったらTIMTOWTDIじゃないですかね〜ってぽろっと言ったら採用されたりとか。

  • イベントスタッフ

かぞえてみたら3年目でした。コアスタッフのみなさまのおかげで今年も楽しかったです!
たくさんの人に支えられているイベントだとあらためて感じました。

  • 個人スポンサー

パーカー++

  • スピーカー

インタビュー・レビューにご協力くださった社内外のみなさま、聴きにきてくださったみなさま、本当に本当にありがとうございました!!
感想や質問などありましたらお気軽にご連絡ください。
今回得られたものを糧に来年もしゃべりたいな!
資料はこちら: モバイルアプリとAPIのありかたを考える2014 // Speaker Deck

  • イベント司会 (企業スポンサー)

@ikeayとおしごとできたのはとっても感慨深かったです。
遊びにきてくださったみなさま、弊社担当のみなさま、ありがとうございました!

そのほか

(・ω<)!

  • #yapcramen 準備中です!別記事にて。

スライドのプロトタイピングにApp::revealupがべんり

yusukebeさんのApp::revealupというモジュールがあるんですが
スライドのプロトタイピングにとってもよかったのでご紹介。


こんなぐあいにmarkdownで書いて、

revealup server -p 5001 --theme night --transition none yapcasia2014.md

こんなぐあいに立ち上げると、


こんなぐあいにプレビューできます。おてがる!

  • スライドの区切りを気軽に変えられる
  • 一枚のmarkdownを編集するかたちなので中身の移動やコピペがしやすい
  • 全体の流れを確認しやすい
  • すぐにプレビューできる

などなどがべんりポイントだとおもいます。

先日のYAPCのスライドはまずApp::revealupをつかってわーっと書き散らかしてからまとめて、keynote上で仕上げる、という過程で作っていました。
LiveReloadなどと組み合わせるともっとはかどるかもしれませんね!

Chrome Extensionのmanifest.json

はじめてChrome Extensionを作ってみたのですが、思っていたよりずっと取っつきやすかったので、メモがてら。

manifest.json?

こんなやつ。

{
    "name": "name",
    "version": "0.1",
    "manifest_version": 2,
    "description": "description",
    "permissions": [
        "https://github.com/"
    ],
    "content_scripts": [
        {
            "matches": [
                "https://github.com/*"
            ],
            "js": [
                "path/to/file.js"
            ]
        }
    ]
}

そのExtensionがなにをしたいのかがこのファイルだけでだいたい分かるようなつくりになっています。
http://dev.screw-axis.com/doc/chrome_extensions/ref/formats/manifest_file/

アドレスバー横にfaviconを置いてhtml windowを開く

はてブextensionみたいなやつ。browser_actionを設定しておく。
faviconをクリックすると設定したhtmlが表示される。
http://dev.screw-axis.com/doc/chrome_extensions/guide/browser_action/

あるサイトに処理をほどこす

octotreeみたいなやつ。content_scriptを設定する。
matchesに該当するページをひらくと、jsやcssをよしなに読み込んでくれる。
http://dev.screw-axis.com/doc/chrome_extensions/guide/content_script/


他にも、新しいタブを開いたときの画面を設定する、テーマを設定する、などなど。いろいろできそうです。