Webエンジニアの教科書をよみました
id:sasata299さんよりWebエンジニアの教科書をご恵贈たまわりましたので簡単に感想をば!
ターゲット層
Webエンジニアの教科書、メインターゲットはエンジニア1年生ではないので注意が必要
こちらは「はじめに」でも触れられているように、
・2年目、3年目のエンジニア
・フロントエンドをやっているがサーバサイドにも興味があるエンジニア
・サーバサイドをやっているがフロントエンドにも興味があるエンジニア
・フルスタックエンジニアになりたいエンジニア
・最近新しい技術を目にするけど試せていないエンジニア
な皆さんが対象とのことです。
個人的には「自分の明るくない分野に対してのとっかかりをつかむことができる本」だと感じました。
あるていど前提知識があるものとしてお話が進んでいくので、「Webエンジニアのはじめの一歩」としてこの本を手に取るとギャップに驚いてしまうかも。
内容
●CHAPTER-01 Webエンジニアについて
http://www.c-r.com/book/detail/1006
●CHAPTER-02 Ruby on Railsでの開発
●CHAPTER-03 PHPでの開発
●CHAPTER-04 NoSQLデータベース
●CHAPTER-05 フロントエンドの実装
●CHAPTER-06 ログについて
●CHAPTER-07 データの可視化について
●CHAPTER-08 環境構築の自動化
●CHAPTER-09 便利な外部サービス
と、webサービス開発・運用にまつわるさまざまな要素が取り上げられています。
話題のCHAPTER-04(NoSQLデータベース)について
見出しでいちばん食いつかれていた*1のはこの章ではないでしょうか。
ここではまずRDBの概要が説明されたうえで、RDBの不得意なことを補うための選択肢としてNoSQLを検討するべき、とはっきりと書かれていました。
中ではRedisとMongoDBが紹介されていましたが、それらが活きる具体的な例も示されています。
こちらもターゲット層からブレずに、NoSQLが気になっている人向けに踏み込んだ紹介がなされているという印象です*2。
どの章も、いつどういうタイミングでなぜそれを選ぶのか、というところまで説明がなされているものが多く、目的意識を持って読み進めることができました。
新しく触れる技術をより効率的に、詳しく学んでいくためのとっかかりとなる、心強い本です!
ささたつさん、ありがとうございました!
- 作者: 佐々木達也,瀬川雄介,内藤賢司
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2015/03/26
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