音大生が卒業制作にアプリを作ったよ!「テンスウリズム」

テンスウリズムというiOSアプリを作りました。

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3人で制作しています。
わたしは実装(Objective-C / Ruby)、動画のBGM制作などを担当しました。

なにをするアプリ?

「1日を100点満点で記録する」ライフログアプリです。
毎日テンスウをつけることで、自分の調子が色とグラフによって可視化されていきます。
つけたテンスウは、タイムライン形式とカレンダー形式で振り返ることができます。
ソーシャルにポストしたり、友達の調子を見ることもできます。

おすすめポイント

  • 3日坊主でも続けられる

起動して、テンスウをつけるだけ。
日記の苦手なわたしが、なんと半年以上も続いています。
振り返ってみると、テンスウや短いコメントにこめた思いから得られるものが、あったりなかったり。
色でテンスウを可視化しているので、スクロールするだけでも楽しめます。

  • 友達の存在がモチベーション維持につながる

Facebook上でこのアプリを使っている友達のポストを見ることができます。
テンスウとコメントから得られる情報って、少ないようで意外と多いんです。
会った時の話のネタに。疎遠になったあの子と、連絡を取るきっかけに。はたまたネットストーキングに。
使い方はあなた次第!

音大生が、卒業制作としてiOSアプリをつくった理由

わたしの所属している学科(国立音楽大学コンピュータ音楽研究室)は、ライブ・エレクトロニクスとよばれる形態の音楽や、映像・パフォーミングアーツなどを取り入れたインターメディアアートの創作を行う学科です。

その中でいろいろな作品に触れ、自身もいくつかの創作を行い、そして学外で得たスキルや体験などから、わたしは
「自身の内にあるものを表現することよりも、周囲や社会のニーズを汲み取り表現すること」に興味があるのではないか、という答えを出しました。

この4年間で身につけたものを出しきる機会として、どんな形態でなにを作ろうかと考えていたときに、ちょうどデザイナーのましさんから、このアプリのデザインをいただきました。
ふたりの真摯さと熱にほだされて、よし、ここに乗っかろう、これをわたしの集大成として作りきろう、と思えたことを覚えています。


とはいえ、妥協しないからこその衝突はままあって…
開発中は楽しいと苦しいが綯い交ぜでしたが、喉元すぎればなんとやらですね。
いまは無事にリリースすることができて、ほっとしています。

とはいえ既知のバグや、もうちょっとさくさく動くようになどといろいろ改善の余地はあるので、これからもアップデートを続けていきたいと思います。
よろしければぜひ、ダウンロードしてみてください!

ダウンロードはこちらから!

最後に、機会を与えてくれた@、すてきなデザインを作ってくれた@両氏、ありがとうございました!